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強制給餌をする。

先週の金曜日ころから腫瘍も大きくなっているせいか、ルンの食欲は急速に落ちた。
ドライは銀のスプーンを5口くらい。
パウチのスープは1日に一袋を口を入れるくらい。
水はたくさん飲むが自分の部屋から出てくることはなく、電気の入れてないコタツの中に入りっぱなし。
ひたすら眠っている。
だが、コタツから出すと伸びもするし、爪も砥ぐ。
そんな調子で4日くらい過ごしたが、さすがに食欲が戻らないので5日目の夜、自宅から歩いて3分ほどのホームセンターで子猫用の粉ミルクを買ってきた。
蘭が使っていたシリンジ(針のない注射器のようなもの)を探して、やっとまともに使えるものを1本見つけた。
強制給餌の開始。
蘭が亡くなったのは13年も前。
蘭は余命1週間くらいと病院に言われ、(今の病院ではないが)自宅で看取るほうがいいと言われて、それからひたすら子猫用の粉ミルクをドロドロに溶いて1か月かけて回復させたのだ。
蘭はエイズと白血病が陽性だったが、それから2年くらいは元気に生きた。
そのことがあるので、どうしても強制給餌といえば、子猫用の粉ミルクが頭に浮かぶので、まずはそれから開始。
次の日、病院から流動食を購入。
退院サポートというもので、少しのぬるま湯で軟らかくしてシリンジで与える。
シリンジも病院からいただいてきた。
先生は、ドライをぬるま湯でふやかしてミキサーにかけたものでもいいと言ってくれたが(商売っ気がないのか?)、それでいいの~?と答えたものの、まるで私のずぼらさを見抜いたように、手間はかかるけどねだって。
よく考えたら、うちにミキサーはないのだ。
とっくに処分している。
去年も使ってない、一昨年も使ってない。何年も使ってなくて今年も使わないだろうし、一番いらない家電の筆頭だなんて思って処分したのだ。
とりあえず病院から購入した缶詰でやるしかない。
と、そんなわけで強制給餌をしているが、素直にやらせてくれるかというとそうではない。
逆らう。
力をいれて、私の手に爪をたて、私の膝から逃げようとする。
食べてないのに、どうしてそんな力が出るのだと思うくらい。
見た目は本当に痩せてきているのに。
蘭の時はグッタリしていて、息も絶え絶えという感じだったからやりやすかったが、ルンは今のところそうではないのだ。
ただ食べない。
流動食のほうは、シリンジを使うなら、自分で食べます!みたいな感じで、お皿から直接口にするようになった。
ミルクはシリンジでなければダメなので、栄養を考えるとどうしてもこのミルクは続けたいので、ルンのストレスにならないようにと、抱きしめながらなだめすかして、与えている。
今のところ、ルンは私の自宅での時間を独占している。
私はテレビでもなくPCでもなく、ルンの部屋でコタツに足を入れて読書をしている。
私の足がそばにあるだけで、ルンは安心するようなので・・・。
今日は私は仕事だったのだが、ルンは朝、自分の部屋から出ていつもの私の部屋の定位置に座った。
部屋に戻すかどうか迷ったが、久しぶりに他の猫達といても眠っているので、そのまま出社した。
自分の部屋のコタツの中にいると、布団を空けるたびにもしかして・・・と思ってしまうが、他の猫たちと一緒に私の部屋にいてくれると安心する。
ルンとお別れの時間は近づいているのかもしれないが、そういうことを考えると涙が出るので考えないようにして、今、自分にできることをするしかない。




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