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「それでも猫は出かけていく」

「それでも 猫は 出かけていく」

ハルノ宵子 著

幻冬舎  2014年5月10日 発行

図書館から借りた本。


著者は、吉本隆明の娘。吉本ばななの姉。
漫画家・作家。

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いやあ・・・面白かった。
「猫びより」に連載されていたそうだが、「猫びより」は創刊当時から3年くらいは購入していたが、今は猫雑誌はまず読まない。
だから知らなかった。

登場猫が多いから、こんがらがるが、保護活動の大変さがよくわかる。
個人で保護活動をしている人は多いけれど、この人もその一人。
なんだか素直に頭が下がる。


この本の中で気になったこと。
この人はペントナイトの砂を使っているが、この砂は尿比重が高いと固まらず、逆に低ければベッタリと固まるのだそうだ。
高齢で腎臓機能が低下し薄い水のようなおしっこだとベッタリとコンクリートのように固まるのだそうだ。
ええっ!!!と思った。
私はウッディフレッシュというアイリスオーヤマの猫砂を使っているが、木の砂なのに重い。
木とペントナイトの混合の砂だからだ。
この本を見てから、うちはどの子も高齢だから、おしっこが気になってしまった。
腎臓に配慮したフードを食べさせてはいるが、安心はできない。
にゃんとも清潔トイレも使っているが、マットのところはペットシーツを敷いている。
そのトイレを使うのはゴンくらいだが、見ると、ほとんど色がついていない。
本人は至って元気だけれど、どうなもんなんだろうかなあ。
カンも水を大量に飲むし、おしっこの時間も長い。
一度、健康診断にいかなきゃと思っているけれど。

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| 動物関係の本 | 18:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「猫とさいごの日まで幸せに暮らす本」

「猫とさいごの日まで幸せに暮らす本」

加藤 由子 著  
小泉 さよ 絵

2015年7月10日  大泉書店 発行

図書館から借りた本 読了

副題が「10歳過ぎたら考えたいこれからのこと」


「雨の日の猫はとことん眠い」の著者、加藤由子さんの本。
私がソフィアを飼いはじめた時に、猫雑誌は毎月購読していてそのころからの有名人。
だから、あとがきにも書かれているが、彼女が愛猫を行方不明で戻ってこなかった経験は、知っていた。
同じ経験をした私は、この人に親近感を持っていた。

もう猫雑誌も購読してないし、この著者のことも忘れかけていたのだが「雨の日の猫はとことん眠い」という本を思い出して、著者のことを思い出し、図書館の検索をかけてこの本が出版されていることを知った。

1.猫の一生を考える
2、コミュニケーションと絆を不動のものに
3、老猫の世話と環境づくり
4、健康チェックとかかりやすい病気
5、最期の看取り方

上記の構成で出来上がっている本だが、読みやすいし分かりやすい。


猫の最期は、飼い主の死生観が関わってくるという思いは、常に私は持っていた。
というか、年を重ねて、いろいろな身近な人間を見送れば(私の場合は、両親、姉、兄、弟、友達)自分の死生観がはっきりしてくるということだろうか。


猫のHow to本の中ではこの本は優秀だと思う。
持っていてもいいかなと思ったので、購入することにした。
だけど、この本の中で一番良かったところは、この本の「おわりに」という短いあとがき。
著者の思いが詰まっていて心打たれた。
愛猫が18歳の誕生日の前に著者の腕の中で亡くなったこと。
その数年前から、腎不全で薬を飲んでいたが、見るからに衰えてきても輸液も点滴もしなかったこと。
苦しんでいるとは思えず、生をまっとうし命の火を自然界の流れとして消そうとしていることに抗う権利は自分にはないと思ったからと著者は書いている。


この本を読みながら、見送った猫たちのことを思い出していた。
この本にも書かれているが、猫が何を望んていたかはわからない。
だが信頼し続けた飼い主が判断してくれることを、猫は望んでいたのだという言葉はその通りだと思う。
我が家も、すでに老猫ばかりになった。
ファンもミケも来年は15歳だ。
一番若いゴンでさえ来年は10歳になる。
心の準備はしていかなければならないが、たっぷりと愛情を注いで猫達との暮らしを続けていきたい。

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| 動物関係の本 | 22:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「民子」

「民子」
浅田 次郎 著

現在は文庫本に収録されているが、2001年に出版されたこの本を読んでほしいと、なにかに書いてあったのを知って図書館から借りてきた。
これは有名なCMだった。
本は写真集。
CMはCMで、この写真集は写真集で、とてもいい。
このCM以外の文章の他に、候補として浅田次郎から提出された他2本の短文も載せられている。
CMをYouTubeで探した。
なんていうか、今見てもほのぼのとしたいいCMだったと思う。
猫の名前に「民子」。斬新。
・・・恋人たちの顔をみな忘れても 民子ひとりが忘れられない・・・
さすが作家だ。

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| 動物関係の本 | 23:02 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「作家の猫」「作家の猫2」

「作家の猫」
「作家の猫2」

平凡社。図書館から借りた本、読了。


「作家の犬」があるなら当然「作家の猫」もあるはずで・・。
「作家の犬」の方は、敷地何千坪の庭に犬を放し飼いという作家がいたり、純血種に強い思い入れがあったりして、面白い本ではあったがスルーしたくなる内容もあった。

「作家の猫」は純粋に猫が好きという感じで、猫との出会いも誰にでもある野良猫を拾ったりするような出会いだったり、我が家の猫たちの柄に似た猫たちが頻繁に出てくるので、その猫にどっぷりはまっている様子が、いずこも同じよ~みたいな感じで、はるかにこちらの本のほうが好感がもてた。
私は子供のころから常に、犬も猫も家にいる環境だったので、その中で純血種はチェリーだけである。
私は母に、犬も猫も雑種が一番丈夫なのだということを小さい時から言われていたから、今でもそれを信じている。
純血種にこだわりがないし、特に猫はどんな場所にいてもそれなりに絵になるという存在だから、猫は猫というだけで心惹かれる特別なものを持っていると思っている。

私のいとこは、有名人が多く住んでいる都会のとある街に住んでいるのだが、お隣さんが名前を聞けば誰でもわかる某有名俳優の家である。
主役はやらないが息の長い売れっ子俳優で、しょっちゅうテレビや映画に出演し、タイトルで名前が出るときは必ず一本字である。
その俳優の奥さんが野良猫の保護活動をしていて、ある日、お宅も協力して~というので、野良の子を1匹もらい受けた。
それから2年後くらいに、玄関を開けると野良の子猫が2匹いて「私たちをここの家の仔にしてください」と言ったので、飼うことにしたというのである。
ここの家の仔にしてくださいと言ったような気がして・・ではなく、言ったと断定するところが笑える。
一匹飼っていただけで、猫の魅力に取りつかれた典型的な例である。
私の多頭飼いを呆れていたくせに、実はいとこも3匹の猫を飼っているのだ。
去年、会って飲んだ時に、大変だったのよ~というから何の話かと思ったら、その俳優の奥さんが夜の11時ころ突然チャイムを鳴らし、飼い猫が逃げ出し、そのいとこの家の屋根にいるので捕まえさせてほしいと来たそうだ。
夜中の1時ごろまでかかって大騒ぎで捕まえたということだったが、それさえも猫が好きな人間が聞くと、楽しかったでしょということになる。
「作家の猫」は、そういう猫好きが満足するようなエピソードが満載で、楽しく読めた。

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「作家の犬」「作家の犬2」

「作家の犬」
「作家の犬2」

ともに平凡社。
図書館から借りた本、読了。
すでに故人となっている著名な作家(作家以外の分野の人の混じっているが)と犬たちとの触れ合いをまとめた本。
今の若い人たちには、すでになじみがないであろう大作家が多いが、なかなかユニークな本で写真もたくさん載せられていて楽しんで読めた。。

林 芙美子や川端康成の飼っていた犬に、ワイヤフォックステリアという犬種がでてくる。
この犬種は、実は私が子供の時に飼っていたことがある。
叔父が手広く事業をしていたのだが、倒産して自宅を引き払わなくてはならなくなり、犬が飼える状況ではなかったために父が引き取った。
すでに成犬だったが、今よくいわれているテリアのような小型犬ではなく、どちらかといえば中型犬だった。
チェリーという名前だった。
本に掲載されている写真が「あっ!チェリーだ!」みたいな感じで、私の手元に大事に1枚だけ残されているチェリーの写真とそっくりで、うれしくなる。
遠くなった記憶を呼び戻しながら、しばし思い出にふけった。
従兄たちがどんな思いでチェリーと別れなければならなかったかと、その思いを幼なかった私には理解できるはずもなく、考えてみれば残酷な話でもある。

最期はがんに侵されてしまったが、その別れは思い出したくない。

犬はもう、飼うのは無理だなあ。

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